仮想通貨の取引で資産がマイナスになって借金を抱えるリスクはある?

仮想通貨取引

2018年に入るとそれまで急ピッチで上昇してきた仮想通貨が暴落、さらに2月に入るとアメリカのNYダウが史上最大の下げ幅を記録し日本株も大きく下げました。

すると仮想通貨を換金する流れが一段と勢いを増し、仮想通貨は2ヶ月連続の暴落となり、仮想通貨を保有している人にとっては厳しい状況が続いています。

このような状況のためか「仮想通貨が暴落して元本以上の損失を被ることはあるの?」「仮想通貨の取引で資産がマイナスになり、借金を抱えることがあるの?」といった質問を掲示板などで頻繁に目にするようになりました。

そこで、ここではこの質問に対する答えを初心者の方でも分かるよう、詳しく解説をします。

仮想通貨の取引で元本以上の損失を抱える可能性は?

仮想通貨チャート

結論を先に言うと「仮想通貨の取引により元本以上の損失を被り、借金を抱えることはある」と言うことになります。

まず、一言で「仮想通貨の取引」と言っても、取引には以下のような種類があります。

  • 現物取引
  • FX取引
  • 信用取引
  • 先物取引

一般的に、仮想通貨の取引と言うと現物取引を指す場合が多いですが、一日に何十回、何百回とトレードを繰り返すデイトレーダーの方などはFXや先物等で取引をすることが多いです。

ではこれらの取引は何が違うのでしょうか?各取引の詳細を説明します。

仮想通貨の「現物取引」とは?

現物取引とは、仮想通貨の価値と同等の日本円を支払って仮想通貨の現物を購入することです。

現物取引においては資産がマイナスになることはありません。

例えばビットコイン(BTC)を1BTC=100万円の時に現物取引で購入し、仮にビットコインが無価値になっても資産は0円になるだけで、借金を背負うことはありません。

株式で例えると、トヨタの現物株を保有している状態で、トヨタが上場廃止となり、倒産して株が紙切れになっても、借金とはならず価値がなくなるのと同様です。

ビットコインやリップルの価格がどんなに下落しても価格は「マイナス◯円」とはならず、価格は0円が下限のため、現物取引では元本以上の損失を被ることはないのです。

bitFlyerGMOコインなど、国内の仮想通貨取引所では全て現物取引を取り扱っています。

仮想通貨の「FX取引」「信用取引」「先物取引」とは?

仮想通貨先物

株やFX(外国為替証拠金取引)の取引経験がある方であればご存知だと思いますが、FX、信用、先物などの、実際に投資する金額よりも何倍もの金額を取引できる商品においては、価格が急変することにより資産がマイナスとなり取引所に対して借金を抱える可能性があります。

ちなみに、梃子(テコ)を使うことで重い物を動かすことができますが、投資の世界においても、実際の資金より何倍もの取引を行うことができる、これらの取引をレバレッジ取引(梃子の原理=leverage)と呼びます。

では、それぞれの取引のポイントをご説明します。

・仮想通貨の「FX取引」

投資家が仮想通貨取引所にお金を「証拠金」として預け、取引所は担保として受け取った証拠金の数倍までの金額の取引の機会を提供します。

例えばレバレッジが10倍の場合、10万円を取引所に入金することで、100万円分の仮想通貨を取引できるのです。

現物株式の場合は、この時100万円全額を用意しなければ取引できませんが、FXにおいてはこのように、実際よりも少ない金額で資金効率よく取引することが可能です。

FXの場合は、新規の買いだけでなく、新規の「売り」→決済の「買い」により価格の下落局面でも利益を狙うことができます。

国内の取引所では、

bitFlyer・・最大レバレッジ「15倍」

GMOコイン・・最大レバレッジ「5倍」

DMM Bitcoin・・最大レバレッジ「5倍」

で仮想通貨のFX取引をすることができます。

・仮想通貨の「信用取引」

信用取引はお金や仮想通貨を取引所から借りて、取引をする取引方法です。

FX同様に元本の数倍まで取引可能、新規で売れることなど、仕組みは違えど資金効率を高めて取引できる点は同じです。

FXと信用で何が違うかと言うと、FXは新規と決済により生じた差額の金額のみを受け渡しますが(差金決済)、信用においては仮想通貨の現物の授受も発生します。

(↑ちょっと難しいと言う方は、重要ではないので理解できなくても問題ありません)

なお、仕組みが信用や先物であっても取引サービスの名称を「FX」としている取引所もあり、あまり違いに拘る必要はありません。

国内の取引所では、

Zaif・・最大レバレッジ「7.7倍」

で仮想通貨の信用取引をすることができます。

・仮想通貨の「先物取引」

先物取引もレバレッジをかけてより大きな金額分の取引をすることができます。

FXや信用と異なるのは「限月(げんげつ)」と呼ばれる、取引期限が決められている点です。

取引の期限である満期日までに決済を行うのが基本ですが、決済せずに満期日を迎えるとSQ(清算値)にて自動決済されて取引が終了します。

国内の取引所では、

bitFlyer・・最大レバレッジ「15倍」

Zaif・・最大レバレッジ「25倍」

bitbank・・最大レバレッジ「20倍」

ビットトレード・・最大レバレッジ「20倍」

で仮想通貨の先物取引を行うことができます。

FX、信用、先物のメリット・デメリットとリスク

仮想通貨FX

仮想通貨のFX、信用、先物などのレバレッジ取引においては、メリットだけでなく、デメリットやリスクをしっかり理解する必要があります。

仮想通貨のFX、信用、先物取引の「メリット」
  • 実際の資金よりも大きな金額の取引が可能、資金効率が良い
  • 大きなリターンを狙うことができる
  • 新規の「売り」からも取引でき、下落局面でも利益を狙える
  • 逆指値、IFOなど、様々な自動売買で注文、取引できる
仮想通貨のFX、信用、先物取引の「デメリット」
  • 大きな損失を被ることがあり、資産がマイナスになる可能性も
  • 日をまたぐ事などにより、借入手数料などのコストがかかる

これらのレバレッジ取引では、(取引所にも異なりますが)基本、損失が膨らむと追加証拠金(追証)が求められ、さらに資産がマイナスになる前にロスカットにて自動的に強制決済されます。

高いレバレッジで取引している状態で価格が急変すると、ロスカットが追いつかず、資産がマイナスの状態で決済されることがあり、この場合はマイナスとなった金額を取引所に追加で入金しなければなりません。

このようにレバレッジ取引は「ハイリスク・ハイリターン」であることをしっかり理解してください。

FX、信用、先物と種類がありますが、仮想通貨のレバレッジ取引を初めて行う方はFXがシンプルで分かりやすいので、FXで始めると良いでしょう。

まずは2倍、3倍程度のレバレッジで取引してみてください。

仮想通貨のFX取引はDMM Bitcoinのサービスが充実しています。

レバレッジは最大で5倍、取引できる通貨もビットコイン、イーサリアム、ネム、リップル、ライトコイン、イーサリアムクラシック、ビットコインキャッシュと豊富です。

口座を開設すると「開設するだけで」1,000円貰えるので、ぜひ1,000円をゲットして、少額からレバレッジを抑えて取引することを検討してみてください。

DMM Bitcoin公式HP

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2018.02.06